新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
2024年を振り返ると、石川県能登半島での大規模地震、そして羽田空港での衝突事故と痛ましい事故が続いて発生する波乱の年明けとなりました。一方で、7月から8月にかけて開催されたパリオリンピックでは、海外開催のオリンピックとしては過去最多のメダル獲得数を記録し、野球界では、大谷翔平選手がメジャーリーグ史上初となる50-50(50本塁打以上、50盗塁以上)を達成するなど、輝かしい便りも届きました。銚子市でも、年間の水揚げ量が13年ぶりに首位陥落となった一方で、不漁が続いたサンマの水揚げに改善の兆しが見えており、困難な状況の中にも明るい希望が見える一年となりました。
介護業界に目を向けると、3年に1度の介護報酬改定があり、介護業界全体としてはプラス改定となりましたが、賃上げが大きく進む他産業との人材確保の激化や長引く物価高騰等により、10月までの時点で全国の介護事業者の年間倒産件数が過去最多となっており、介護職員の人数も、2000年4月からの介護保険制度の創設以来初めて減少に転じました。
12月の参議院本会議では今年度の補正予算案が可決され、介護事業所に補助金が支給される運びとなりましたが、介護報酬額の増大による利用者様や現役世代の方たちへの負担に対して、弊社でも、良質な介護サービスを効率的に提供できる体制・人材の構築や利用者様の自立支援・要介護度の重度化防止を目指し、尽力して参る所存でございます。
本年も変わらぬご愛顧の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
末筆ながら、皆様のご健康とご多幸をお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。